私は日々の貧困(苦笑)から抜け出したいがために、バイトをしています。
いやほんと。
バイト先はCD店で、担当はジャズ。
ウチは売り場が無駄に広いので、ジャンル担当が分かれているのですよー。
本当は洋楽がやりたかったのですが、担当者が多数だったため、手薄だったジャズに不可避でまわされました。
一番下っ端が一番難しいジャズってどうよ。
ジャズは好きで、よくラジオ(NHK-FM)とかで聴いてはいましたが、やるのと聴くのじゃ大違い。
知ってるアーティストなんてコルトレーンとマイルスくらいで、あとはもうちんぷんかんぷん。
時代区分なんて判りません。
スウィング言われたら「スウィング・ガールズ」しか思い浮かびません。
つかバップって何よ!
ジャズとR&BとAORとブルースの違いは今も分かりません。
なのでお客さまから質問があっても
「詳しい者呼んでまいりますので!」
というジャズ担当者失格発言吐きまくりな日々です。
でも、ジャズ担当にならなきゃよかったとは、思ったことはないのです。
だって楽しい。
ジャズが根付いていない広島だから、売り上げなんて雀の涙以下だけど、だからこそ一枚でも売れたら、それこそ飛び上がるほど嬉しい。
特に自分がオススメです!って展開したコーナーのCDが売れたら、本当に泣きそう。
こないだ二ヶ月も動きが無かった「ブラス・パラダイス」が展開させたその日に売れて、思わず売り場でガッツポーズしたとです(ヒロシ調)
しかし、流石にいい加減ジャズのことを知らなければならぬと思い立ち、TSUTAYAでCD借りてきました(買わないところが貧乏ちっく
『
スウィングジャーナル・ゴールドディスク・ベスト』とゆーお得な二枚組みです。
ああジャズいいなぁ、と聴いていたら、ふとどこかできいたことのあるメロディが……
不思議に思ってタイトルを見ると「
TIN TIN DEO」
あれ?スカパラ?
そして更に聞き覚えのある曲。ケニー・ドリューの「キャラヴァン」
あーー!!!「
スキャラバン」だっっっ!!!!
そうなんですよね。スカパラってオリジナルと同じくらいカヴァーが多い。
タイトル、スカ+キャラヴァンなんだ……と妙に納得。
うまいこと考えましたねっ★
アレンジのうまさはどこかジャズに通じるところがあるなー、とえらそうなこと思ったり。
スカパラメンバーの音楽センスの高さと良さは周知ですから(にっこり
今まで聴いてきたのがスカだったので、オリジナル(ジャズにオリジナルという概念はあるのか?むしろ原曲かしら)はとっても新鮮でした。
やっぱり名曲です!!
今度ジャズ担当の名の下に、おもいっきり趣味全開コーナー展開します。
「
ジャズ・トランペッター特集」なんて組んでみたりして。
え? スカ・トランペッターはだめかって?
もちろん表向きは内緒でひっそりこっそりしかし堂々とやらせていただきますよ(微笑