今日発表されましたね~。
いやはや、世の中にはすごいお金が流れているものです。
最高5桁までの金額しか取り扱ったことのない人間にはそれ以上の零は数えられませんYo。
今回の堂々一位はサラリーマン、だそうで。
うそやーん、と思ったのですが、彼の職業をみて納得。
ああ、ヘッジファンド系なら当然だろうなと。
ヘッジファンドって、ご存知ですか?
Googleでさくっと検索してみると、以下の説明が出てきました。
「Hedge fund;証券ビジネス
:米国で生まれた私的な投資組合(特定・少数の投資家や金融機関などから出資を受ける)の一種」
…………。
わけわかめですね。
ちなみに私がヘッジファンドというトンデモナイ職業を知ったのは
NHK「富の攻防」というスペシャル番組でした。
人間の欲望の止め処なさと無駄な足掻きと渇望と絶望が入り混じった
切ないまでにおもしろい番組でした。
そこでアメリカ発信・全世界を巻き込んだマネー・ゲーム=ヘッジファンドを取り上げていました。
誤解覚悟で言い切るなら先物取引、あれの超弩級バージョン。
だって、規模が違うんです。
番組に出てきたアメリカのヘッジファンド会社がそのとき相手にしていたのは
一会社なんかじゃなくて、列記とした一独立国。
その国の経済が傾いてえらい騒ぎになっているのに、会社が気にしているのは
出した資金より一円でも多くの、むしろ倍返しの利益が得られるかどうかだけ。
「ハイリスク・ハイリターン」がヘッジファンドの基本。
刻々と変動するグラフを見つめ、そら寒いほどの冷徹的確な判断を下していくスタッフたち。
売りでも買いでも差額を出して利益を得ていくそのスピードと判断能力の高さ。
計算がいつでも正しい答えに繋がるわけではないけれど、それでもリスクをリターンにかえて
さらに次のターゲットに向かっていく――
それ見ながらあたし口ぽかーん。
何十億というお金を、数秒で倍にしたり半減させたりしてるんです。
パソコンとケータイとその他さまざまな機器と少ない手数の優秀なスタッフたちで
あれはまさにゲームですよ。
地球を舞台にした、おっきなおっきなマネー・モノポリィ。
勝つための手段を選ばないから、あれだけ大きな利益が得られるんでしょうね……
ちなみに個人でも万札の小山を何個か積んだらヘッジファンドに参加できるそうです。
元本保証はたぶんないかなと。
冒険心と懐にヨユーのある方は(いっせんまんいじょう)、一度みっちり勉強して
ヘッジファンド始められたら、いかがでしょう?
私は資金ないので無理ですが。
無責任街道まっしぐらな野いちごでした。